家電リサイクル

Consumer electronics recycling

家電リサイクル法ができるまで

冷蔵庫や洗濯機のように大きな家電製品や、ガラスが多く使われているブラウン管テレビは、リサイクルすることがとても難しく、その多くはそのまま埋め立てられていました。その結果、埋め立てできる場所がどんどん少なくなってきました。また、家電製品には鉄や銅など大切な資源が多く使用されていますが、これらがきちんとリサイクルされることはほとんどありませんでした。

そうだったんだ!

家電リサイクル法の誕生

そこで誕生したのが「家電リサイクル法」です。2001年4月にスタートしました。この法律では、冷蔵庫や洗濯機など4品目の家電製品がリサイクルの対象となっています。
さらに家電リサイクル法には、製品ごとに これだけはリサイクルしましょうという値「再商品化率 」が決められています。こうすることで、より多くの資源がリサイクルされるようになりました。

  • 対象品目

  • エアコン

    エアコン
  • ブラウン管
    テレビ

    ブラウン管テレビ
  • 液晶・プラズマ
    テレビ

    液晶・プラズマテレビ
  • 電気冷蔵庫
    電気冷凍庫

    電気冷蔵庫 電気冷凍庫
  • 電気洗濯機
    衣類乾燥機

    電気洗濯機 衣類乾燥機
  • 再商品化率
    (法定値)

  • 80%以上

  • 55%以上

  • 74%以上

  • 70%以上

  • 82%以上

家電リサイクル法の仕組み

いらなくなった対象家電製品は、まず決められたリサイクル料金を支払って、家電を購入したお店もしくは買換えのために新しく家電を購入したお店に引き取ってもらいます。
そこから指定引取場所というところに集められ、家電をリサイクルする工場へと運ばれていきます。

〈 家電リサイクルの流れ 〉

家電リサイクルの流れ 家電リサイクルの流れ

リサイクル工場へ運ばれた家電は、ここでバラバラに分解され、鉄や銅などを回収します。
回収された鉄や銅の一部は、また新しい家電製品として生まれかわり、私たちのもとへ帰ってくるのです。

〈 家電リサイクル工場の役割 〉

家電リサイクル工場の役割 家電リサイクル工場の役割

家電リサイクルの詳しい内容はこちらで確認することができます。

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